おうち映画

こんにちはKAOです

臨時休業から10日ほど経ちました
皆さまは自粛生活どのようにお過ごしですか?

わたしは毎日料理をたくさん作ったり音楽を聴いたり
映画を観ながら過ごしています

映画に関しては社会人になってから
忙しい日が増え、観る回数が減りましたが
せっかくの自粛生活にとことん観てやろうと
一日2、3本のペースで観ています

皆さまも映画を観る回数が
今まで以上に増えたのではないでしょうか
なのでこの機会にわたしの好きな映画を
全部紹介したいと思います!

どれも観て損はない映画です

好きな映画がありすぎて選びきれなくて
大量に紹介しますので
いつもよりも簡単に解説していきます…

すこしでもみなさまのおうち時間に
貢献できれば幸いです

年代の古いものから順に紹介していきます!

「風と共にさりぬ」1939年

観たことはないけど
名前を知っている方がほとんどだと思います

パッケージだけ見ると恋愛映画かな?と
思う方が多いと思いますが
それだけじゃないんです
壮大で主人公の生命力の強さを感じる
パワフルな映画です

「素晴らしき哉、人生!」1946年

フランク・キャプラの名作
人との関わりや生きることの
意味を教えてくれる映画です

ラスト数分は涙が止まらないです
キャプラは他にも名作をたくさん生み出している天才なので要チェックです!

「海の沈黙」1947年

戦時下での理想主義が挫折していくさまを
端正な映像で表現した作品です
沈黙が続く中でも心情の変化が読み取れる

静かな反戦映画です

「イヴの総て」1950年

周りを出し抜いて女優として頭角を表していく、イヴの本性が徐々に分かり出す女の怖さがうまく描かれている作品です

ラストも鳥肌ものです

「羅生門」1950年

言わずとしれた黒澤明の代表作

人間は自分の都合のいいように嘘をつくのだと、人間の怖さや弱さが描かれています

ラストシーンもグッときます

「ダイヤルMを廻せ!」1954年

ヒッチコックのサスペンス映画

アパートの一室だけで起こる出来事なのに
仕掛けや伏線が細部まで行き渡っていて
最後まで目が離せません

ヒッチコックの作品もハズレがないのでおすすめです!

「十二人の怒れる男」1957年

こちらも一つの部屋だけで起こる出来事ですが
最後まで面白すぎます

人の人生、命を決めるのは決して軽々しく行ってはいけない
裁判員制度がある日本でも決して無関係ではない話なので人生で一度は観るべき作品だと思います

「情婦」1957年

テンポがとても良い、法定ミステリーです

エンドロールで「結末を話さないでください」と注意がでる、先の読めないどんでん返しがすごい映画です

「女が階段を上る時」1960年

銀座のママさんをめぐる大人の人間模様

ひたすらに高峰秀子に惚れ倒す作品です
大好きな女優さんです

「何がジェーンに起こったか?」

きちがい婆さんが妹をいじめ抜く映画です(笑)

ベティ・デイビスはイヴの総てでも
主人公を演じていますがこの作品でも
演技力は凄まじいです

ただただ怖い映画です…

「パリ、テキサス」

4年間失踪していた男トラヴィスが妻と息子の再会と別れを描いたストーリー

登場人物全員の愛が、優しさが、苦しさが、切なさが、泣けます

「未来世紀ブラジル」1985年

十代のころ大好きだったテリー・ギリアム作品
この人のおかげで映画の面白さを知りました

近未来を描きながら「現実」と「夢」の世界が交差するストーリー

難解でクセになる何度も観たくなってしまう作品です

「ダウン・バイ・ロー」1986年

刑務所でたまたま出会った3人が
ダラダラと脱走していく映画

特に山場はないのだけど、3人の生み出す空間が絶妙
ちゃんとかっこいいのが不思議です

「ニュー・シネマ・パラダイス」1989年

何度観ても大号泣できる作品です

とても温かく、優しく、美しく
映画への愛に溢れた素晴らしい映画です

「レザボア・ドックス」1992年

大好きなタランティーノの作品の中でも
一番好きな作品です

オープニングからかっこ良すぎます
滑稽だけどロマンが詰まってます

「さらば、我が愛 覇王別姫」1993年

ここ数年で観た映画の中では
一番衝撃の大きかった映画です
なんでもっと早く観なかったのだろうと後悔したほどです

京劇という優れた芸術、異性愛、同性愛が中国史の中で翻弄されていく
レスリー・チャンの美しさが溢れて止まらないです

「トゥルー・ロマンス」

監督は違いますが脚本はタランティーノなので
タランティーノ節炸裂の作品です

クレイジーでロマンチック
お父さんの煙草をふかして歴史を語るシーンが大好きです

「スモーク」1995年

人は自分を守るため、人を欺くために嘘をつく
だけど人を幸せにする嘘もある

ほっと心が暖かくなる映画です

「バッファロー’66」1998年

主人公の不器用な生き方が愛おしいです

映像の雰囲気がとても好きです
隅から隅まで洒落た映画

「マルホランド・ドライブ」2001年

こちらは大好きなデヴィッド・リンチ監督作品

とても難解ですが話がねじれていく感じと
夢と現実が分からなくなる感覚がクセになり
リンチの罠にハマっていきます

中毒になる映画です

「ロード・オブ・ザ・リング」2001年

これが公開されたのはちょうど小学一年生の時で、ハリーポッターの一作目もこの年に上映されていて
周りはみんなハリーポッターに夢中でしたが
わたしはロードオブザリングにどハマりしていました

何十回も観ているのに今だにたまに観たくなる大好きな映画です

「殺人の追憶」2003年

わたしが韓国映画にハマるきっかけを作ってくれた映画です
パルムドールをとった「パラサイト」で有名なポン・ジュノ監督の作品です

未解決事件が元になっている映画で
救い用のない展開が続いてなんとも言えない気持ちになります

「ノーカントリー」2007年

麻薬抗争の跡から大金を手に入れたテキサスの男とそれを追う謎の殺し屋と2人を追う地元保安官
殺し屋アントン・シガーの冷酷さと残虐さが画面を通して突き刺さるように伝わってきます

「レ・ミゼラブル」2012年

一番好きなミュージカル映画です
これも何度観ても大号泣できます(笑)

心打たれる音楽に引き込まれます

「アデル 、ブルーは熱い色」2013年

美しく、切なく、リアルなラブストーリー女性同士ならではの雰囲気や葛藤などがよく描かれています
この作品でレア・セドゥが大好きになりました

「インターステラー」2014年

人類の生きられる星を探すストーリー5次元などの壮大な設定で難解な部分もありなが、人間の愛と醜さも描かれています
王道のSFの中で一番好きな作品です

「怒り」2016年

様々な「怒り」が散りばめられていてその都度精神的に揺さぶられて終始釘付けになります
何を信じるのか、考えさせられる映画です

まだまだ紹介したい作品は沢山ありますがこれくらいにしておきます(笑)
十代のころは難解だったり癖のある映画が好きだったのですが年々王道なものが好きになっている気がします
こうやって一つ一つの作品を思い返してみるとまた観たくなってきます
今は亡き映画解説者の淀川長治さんは
「見た本数は問題ではない。何度も見返すべき作品というものがあって、それを見つけるために本数見る必要があるのだ。」と説いたそうです

映画は人生を豊かにしてくれるものだと信じています。わたしももっと好きな作品に出会えるようにこれからも沢山映画を観ていきたいと思います

皆さまも自粛生活お疲れだと思いますが自分なりの楽しみを見つけて早く自粛生活が終わるようにおうち時間を楽しみましょう!

シータが再開したら、皆さまに会えるのを楽しみにしています